バリ島での、エコかるた活動

バリに住む日本人ボランティア・グループ、CUB !(クリーンアップ・バリ!)が制作した、インドネシア語のエコかるたの情報を見つけました。(インドネシアではアルファベットを使うんですね。)日本のデザイナーが協力して作った、本格的なものです。印刷は寄付でまかない、学校に寄贈したり、地域でかるた会を開きながら、環境の大切さを伝える活動をされています。2010年8月にかるたが完成したそうですが、現地語で制作・印刷された本格的なエコかるた世界第一号かもしれません。フロムジャパンがイギリスでかるたを初めて作ったのが、2011年2月なので、先輩の活動ですね。

baliecokaruta_bannar

2009年半ばに企画が持ち上がり、2010年3月試作かるたで地元の子供たちとかるた会を開いたところ、とても盛り上がりだったようです。お手つきしたときのルールをしっかり決めて、徹底する、同じ札に手が集まった場合誰が一番かしっかり見るなど、イギリスで苦労したことと同じことが指摘されていて興味深いです。「札に手をついた段階で勝負を決めること。」というルールはイギリスでは考えことがありませんでしたが、バリでは子供たちが札を取りあってかるたが痛むのを防ぐためだそうです。

バリかるたには、同じ文字の絵札があるので、読み句を聞いた後、絵もしっかり確認してとる必要があるようです。イギリスでも同じ文字の絵札を使ってかるたをしたことがありますが、審判が「どの札が正しいか判断できない」という理由で中止した経緯があります。バリかるたの場合、読み句の裏に絵札の絵を小さく印刷して対処したそうです。今後、ぜひ見習いたい点です。(ちなみにイギリス初の地域かるた大会では、上級生の場合、絵札の文字を隠して試合をしました。この時は審判が札をほぼ覚えていたので、問題がありませんでした。)

一方、一枚一枚の札を取りながら、その札が伝えようとしている環境メッセージを、説明していくなど、かるたを環境教育の教材として使う方法も紹介されていて、勉強になります。

買うこともできるそうですが、バリでしか販売していないそうです。どなたかバリに行く機会があれば、ぜひ1箱買ってきていただけないでしょうか。

イギリス以外の国でこうした活動が広がっていて、とても、うれしいです。「かるたが世界にできることがある」、改めて感じました。