イギリス・インターシップ奮闘記 

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廣部謙人さん
立教大学経済学部2年生
イギリス・2011年2月参加


今回、このコミニュティーインターンに参加することを通じて、様々な貴重な体験をすることができた。当初、僕がこのインターンに参加したのは、サネット・フェアトレード週間というものが気になったからである。しかし、たくさんの学校へ行き、子供と触れ合い、日本文化を伝えることによって、自分が考えていた以上のことが経験できた。


英語で取り組んだこと

初めて海外へ行くということもあって、うまくコミュニケーションできるか、自分の言っていることが相手に伝わるか、とても心配であった。着いた日には、ホストファミリーの言葉もあまりわからず、そっけない印象を与えてしまった。僕は、この状況を改善するために、できるだけ数多くの人に話しかけることにした。それはホストファミリーに対してだけでなく、街にある飲食店や、スーパーでも実践した。道を聞いたり、駅員に電車の事を聞いたりもし、また、わからない物があると「これが何か知っていますか?」と、話しかけて会話をした。部屋にいるときも、電子辞書で使える表現を探し、会話に応用した。この成果もあってか、1週間ほど経つと、会話が続くようになり、その自信から、小学校でも積極的に話しかけられるようになったと感じた。しかし、ネイティブの方の早口は聞き取れず、悔しい思いをしたので、今後の学習を通じて改善したい。言語学習は継続が大事なので、絶えることなく頑張りたい。


日本と違う、イギリスの学校

イギリスは日本と文化が違うため、様々な場面で違いを発見できた。たとえば、小学校である。日本では、各教室、一人に一つ机が与えられている。しかし、今回訪問した学校においては、すべて大きいテーブルに数名が座る方式だった。これは、日本に比べて創造的な授業が多く、グループ活動を重んじているためだと感じた。休み時間には、ほとんどの子供が体を動かし、授業中においても進んで発言していると感じられた。それに比べて日本では、模倣的、つまり先生の言ったこと・書いたことを、黙々と写すことによる学習方法が主である。僕のホームステイ先に住んでいた学生に日本人のイメージを聞いた所、「メガネで、静かに勉強している。まじめで大人しい」と語ってくれたのだが、このイメージは教育の違いから生まれたものであるともいえるだろう。


イギリスのフェアトレード

サネット・フェアトレード週間にサネットに行ったのだが、あまりその事が世間に、少なくともラムスゲートでは知られてない印象を受けた。例えば、今回の活動で折り紙のプリントを親に見せることによって、フェアトレード活動を知ってもらうというのがあった。それでは、子供のいる家庭にしか伝わらないと感じた。シャッター街など見ても、地域活性化の必要があり、そのためには地域全体が現状を認知する必要があると思う。ラムスゲートには留学生が多く、聞いたところ、彼らはフェアトレードについてあまり知らないとの事であった。フェアトレード商品は、その値段から買うのを躊躇する人が多いため、購入意欲を伸ばすためにはメリットや値段が高い理由を知ってもらう必要がある。そうした中で、フェアトレード教育に力を入れている、モンクトンスクールには驚いた。学校全体が力を入れて取り組んでいて、わずか9-10歳の子供がフェアトレードという言葉を知っていた。このように、早い段階で知ってもらったら、彼らが大人になったとき、フェアトレード商品を買ってくれるだろうし、広めていけると思う。

このインターンで得たものは、とても多く、とても貴重なもので、今後の自分の人生にも影響を与えるだろう。これを、単なる経験にとどまらせることなく、他の分野にも活かして、頑張りたい。