イギリスのフェアトレード

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若林由美さん
宇都宮大学国際学部1年
イギリス・2011年2月参加


■たくさんの気づき、学び
フェアトレードタウンに滞在し、多くのことを学ぶことができました。

学校訪問、茶道、着物や布草履などを教えることによって日本の魅力を再発見することができました。また、教えることの難しさや楽しさを感じることができました。これは日本での普段の生活ではなかなか気づくことができないことでもありました。

そして、現地の社会や文化に根ざし、外国語を実践的に学ぶことができました。現地でしか体験できない文化や環境などを体験することができました。色んな方々と参加することで、多様な価値観のなか自分の強みやコミュニケーションの取り方なども学ぶことができました。それは参加者同士の中のものでもあり、現地のスタッフ、子ども達やホストファミリーとのコミュニケーション力を高めることができました。私は多様な角度から学び、視野を広がることができました。


■フェアトレードがイギリスの生活の一部

その中でも、私は「フェアトレード」について一番多くのことを知り、感じることができました。フェアトレードと言えば、日本ではチョコレートやクラフトといったものがよく知られています。しかしそれらは限定の店舗や場所に行かないと買えないのがほとんどであるのが現実です。いわゆるフェアトレード商品を日常的に買うことはできず、値段も相当高いものであります。これらに比べるとイギリスの町を歩くと至る所にフェアトレードの商品を見る事ができることにビックリしました。普通のスーパーで、フェアトレードのチョコレート、紅茶、ワイン、塩やバナナなど数多くの商品が並んでありました。さらに、洋服店や美容院などの店でもフェアトレードを支援している店が多くありました。フェアトレードは本当に人々の生活の一部であると私は感じました。これが日本との一番の違いであると実感しました。


■知り、買ってもらうことが大事

日本ではフェアトレード商品を売ることによって、一円でも多くのお金を支援される側に届けることを最大目的となっています。それと違い、イギリスでは多くの商品を売ることはもちろん、より多くの人々にフェアトレードを知ってもらい、その人たちにも身近いものとして関わってもらい、継続的なものとして支援していくことが大切であると考えています。つまりイギリスの場合は、売ることよりも多くの人々がフェアトレードを知り、買うことが大事であると伝えています。また、中でも子どもたちに伝えていくことが一番大切であるのです。そして地域、市民、学校などが連携し、フェアトレード支援に関わっていることを実感しました。また、フェアトレードタウンの発祥地であるイギリスで活動を行うことにより、現地のフェアトレードに対する姿勢の素晴らしさを感じることができました。現在の日本はもっと努力し、市民や地域社会に変化をもたらす必要があると考えさせることができました。


■今後
二週間という短い時間でしたが、多くのことを学び、自分の成長にも繋ぐことができました。私は今フェアトレード商品を扱うサークルに所属し、日本での初フェアトレードタウンを行おうとする活動にも参加させて頂いています。今回のインターンシップを通じて私が感じたことや学んだことをぜひサークルの同僚や周りの人々と共有し、これからの活動に活かしていきたいと思っています。それは、私にとっても必要なことでありますし、多くの人々にとって大切なことでもあると思いました。また、このようなことを伝えていくことが今の私にできることではないかと思っています。そして、これから継続的にフェアトレードについて多くのことを学んでいきたいです。