イギリスで得たもの学んだもの

1202takahiro

比嘉貴洋 さん
琉球大学法文学部3年
イギリス・2012年2月参加


今回の海外インターンは3週間でもともと興味のあったイギリス、時期も大学の春休みということで、とてもいいタイミングと期間だったので、友達の誘いにのっかり、参加させていただきました。自分の場合は、初海外でしかも初めて会う人達と一緒に現地の小学生に授業をするというのは、おもしろそうだと思う反面、不安もありました。しかしいざ実際に始まってみるとあっという間で、3週間という短い間でしたが本当に充実した日々を過ごせました。

学校では普段の授業を見学する機会もあり、自分は英語の教師を目指しているので英語の授業を観察したところ、小学校の授業ではありますが、参考になる部分が多々ありました。例えば、先生から生徒への発問が多く、そのやり方も上手で、生徒が積極的に授業に参加できる雰囲気を作り上げていたと感じました。実際に教育実習がこれから控えているので、ぜひ授業見学で学んだことを生かしていきたいと思います。

学校での活動で印象に残っているのは、もちろん子供たちのきらきらした笑顔もそうですが、カルタづくり、カルタ大会を仕切るリーダーに自分がなったことです。チームメンバーの中には英語が上手な人、クラスのまとめが上手い人、盛り上げるのが上手な人がいて、また逆に前にあまり出たがらない人もいました。カルタ造りの授業ではそれぞれの希望と個性を考えながら、それぞれの活躍の場があるように役割分担を工夫しました。カルタ大会では、、複数のクラスが体育館に集まってカルタをするので、移動の方法、ルールの統一、大会全体の流れと、司会、あいさつ、審判、表彰、賞品をつくる係などの役割分担をしました。一緒に活動したチームメンバーそれぞれの個性や得意な分野を考慮しながら全体に仕事を割り、その進行状況を確認しながらまとめていくのは大変でしたが、とてもやりがいがあり、楽しかったです。

全体しての授業や大会の出来は100パーセント成功とはとても言えませんが、多くのことを経験し、多くの人とかかわる機会を得ることができて自分にとってはとても意味のあるものになりました。これから先、このときのリーダーというポジションでの経験は今後の自分の活動や生き方によい影響を与えてくれると思います。これからもどんどん自分ができると思ったら積極的にリーダーになって経験をつんでいきたいと思います。


次に、自分は大学で英語を専門として学習していたので、今回は英語力の向上と英語圏の文化を学ぶも目標として掲げていました。活動自体は授業以外は日本語で話しあいをしてましたが、ホストファミリーとの会話や、観光地やパブに行くことで現地の英語話者と関わる機会を多く持つことができました。自分の英語、知っている表現が実際の場面で通じるのかどうか、確かめることができ、さらに今までの英語学習では知り得ない、現地ならではの表現もいくつか知ることができました。初めはいつも考えているアメリカ英語と慣れないイギリス英語の違いに戸惑ったり、洗濯が週に一回、夕食は6時ごろから、4時にお店がしまるなど、日本との生活様式の違いにあたふたした時もありましたが、徐々に生活には慣れていき、日常会話に関しては上達を感じることができました。苦労した点としては、やはり話しかけられて、すぐに英語で反応したり、長い文章を流暢に話すことはできませんでした。また学校での活動も英語でやるというのは、想定はしていたもののとても難しく、子供たちに自分の伝えたいことが上手く伝わらないもどかしさや悔しさを感じました。しかし自分の英語力の足りなさを痛感した半面、もし1年や半年いることができたら、上のレベルまで到達できるような手ごたえを得ることができたので、今後ぜひもっと長期での留学に挑戦したいと思います。


またホストファミリーの方々は本当に優しくいい人たちで、快適に生活することができました。また他の国からの留学生も受け入れていたのでスペイン語、フランス語、サウジアラビア語、日本語なまりの英語とイギリス英語が飛び交う多様性に富んだ食卓に参加できてとても楽しかったです。夜はほとんどパブにいき、メンバーと次の日の話し合いをし、終わったら酒を飲んでお互いのことを語りあったり、そのパブにいた現地の人にテキーラの飲み方を教わったりすることができました。ある本には、お酒が入ると、英語学習者は英語をいつもより流暢に話すことができるという説が書かれていたのですが、イギリスで実際に自分がパブで飲みながら現地の人と話すときは、普段よりすらすら英語が話せたので驚きました。間違うことはの恐れがアルコールによってなくなったためだと考えられます。


最後に、イギリスに行って、改めて知識の大切さや、必要性に気付きました。今までなんとなく学んでいた知識が実際に使える場面に出会うことで、使えると言う実感とともに勉強してよかったと思えました。また知らないことにであったときも、前よりも積極的にそれを吸収しようとし、知識を広め深めるモチベーションが上がったと感じています。また沖縄に帰ってから、英語の勉強を再開したときに、普段はあまり気の進まない単語の暗記でさえも少し楽しく感じるようになりました。今回のイギリス渡航は勉強を楽しむことを学んだいい機会になりました。またわからないことがあったら、まずは聞いてみること、異国の地で言語が違っても怖がらずに精一杯尋ねることが、外国で上手く暮らしていくコツだということがわかりました。そのような体験も含めて、何から何まで初めての経験ばかりで焦ったり戸惑ったりすることもありましたが、有意義な時間をこの三週間過ごせてよかったです。先ほども言いましたが、自分の夢は教員になることです。もっともっと世界をしり、見聞を広げ、その経験を子供たちに伝えていけるような教師になりたいと思います。