イギリスで驚いたこと

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関加奈さん
新潟県立大学国際地域学部2年
イギリス・2013年8月参加


●イギリスの小学校で感じたこと
Bromstone schoolとSt Ethelbert’s schoolを比較すると全体的に後者のほうが子どもたちはおとなしく、静かな印象を受けた。日本の公立学校では、平等な教育を受けるという視点から、イギリスのような学校による校風の差はあまりないのだろうと思う。St Ethelbert’s schoolの2年生の教室はとてもカラフルだったが細かく観察してみると、学習事項が織り込まれていた。例えばcircleやsquareなど形を表わす単語、blueやbrownなど色を表わす単語、また、punctuationやconnectivesなどの文法項目も掲示してあった。英語を身につける方法は案外、外国語として英語を勉強している私たちと似ているのかもしれないと思った。Bromstone school では学習障害を持っているような児童も同じクラスで勉強していたが、どういう理由で分けていないのか、知りたいと思った。

●カルタ
カルタの活動では郷土カルタを作成したが、子どもたちに地域のことを知ってもらうためにはどうすればいいか、考えた。日本では総合学習などの授業で地域のことについて学ぶ機会があると思うが、イギリスではどうなっているのかが気になった。子どもたちに地域のことを知ってもらいたいと思うのであれば、自分自身も地域のことを知る必要があると思うので、日本のことや自分の地域についてもっと知っておきたいと思った。

●書道
書道では、自分の名前をカタカナで書く練習をする場面で、子どもたちはいちばんうれしそうに活動していた。「祝」の漢字の意味を質問したときにはたくさんの意見が出て、漢字に興味を持ってくれているのだということがわかった。説明の際に注意点(絵のようにかかないこと)などを繰り返し伝えたのでよかったが、説明の難しさを感じた。自分が知っていても相手が知らないことは多いので、そのことをよく理解してわかりやすく説明する努力をしなければならないと思った。

●折り紙
折り紙ではかぶとの折り方を教えたが、折り紙Englishが難しかった。子どもたちは「できたよー!」と見せてくれ、楽しそうだった。日本の文化を伝えたり、新聞紙でかぶることができるかぶとが作れたりと、かぶとは教えるのに最適だと思う。しかし、折ったことがあるという子もいたので、活動前にアンケートをとるとより良い活動になるのではないかと思う。

●イギリス文化・風習
イギリスでいちばん驚いたことは、女性がスーツケースを持って階段を上り下りしていると、必ず男性が荷物を持ってくれるということです。帰国前ロンドンを歩いているときに気が付きました。彼女と一緒にいても、手伝ってくれる方もいました。扉を開ける時も、次に通る人のために、扉を支えて待つ習慣もあり、素敵な文化だと思いました。また、ロンドンでミュージカルを見た際に感じたのは、日本より気軽に見に行っているのではないかということです。日本では上演中の会場の出入りは控えると思うのですが、イギリスでは頻繁に出入りしている人がいる印象がありました(子どもが多かったせいもあると思いますが)。タトゥーを入れている人が多いのも印象的でした。ロンドンやラムズゲートの街の様子は、建物はとても綺麗ですがポイ捨てや歩きたばこが多いため少し残念でした。

●今後生かしたいこと
今回はイギリスでの研修だったため、イギリス英語に触れることができた。私は来年、大学の研修でカナダへ行く予定のため、カナダ英語とイギリス英語との共通点および相違点を発見できたら良いと思う。また、英語教師を目指すうえで、日本文化の良さ・特徴などを英語で伝えることができるということは重要なことだと思うので、日本文化や外国の文化をよく知り、伝える技術を身につけていきたいと思う